特集
vol.2『祝蕾(しゅくらい)』~根っこ以外すべて食べられる祝蕾~
~根っこ以外すべて食べられる祝蕾~
祝蕾は基本的に蕾のような「わき芽」の部分(上の写真)を収穫し食べますが、実はわき芽以外の部分も美味しく食べることができます。
珍しい野菜なので、祝蕾がどのように生っているか分からない方が多いかと思います。今回は祝蕾について簡単に写真と併せてご紹介したいと思います。(※以降使用している写真はすべて早生祝蕾です。)
珍しい野菜なので、祝蕾がどのように生っているか分からない方が多いかと思います。今回は祝蕾について簡単に写真と併せてご紹介したいと思います。(※以降使用している写真はすべて早生祝蕾です。)
祝蕾は一般的に子持ち高菜と言われ、その名の通り外見は高菜のようで、一株の大きさは直径60㎝にもなります。写真の手と比較しても大きいことが分かります。
下の写真にように葉っぱをかき分けていくと、葉っぱの付け根のところに可愛らしい小さな蕾のようなものがあります。これが一般的に祝蕾として売られている「わき芽」です。
下の写真にように葉っぱをかき分けていくと、葉っぱの付け根のところに可愛らしい小さな蕾のようなものがあります。これが一般的に祝蕾として売られている「わき芽」です。
1株につき20個ほど収穫することができます(栽培状況により異なります)。
祝蕾の収穫方法は2種類あります。十分なサイズのわき芽を順次折り取るように収穫する方法。もう一つは収穫適期になった株を株ごと引き抜いて一気にばらして収穫する方法です。
今回は収穫適期になったものを株ごと引き抜いて分解してみました。下の写真は株ごと引き抜いた祝蕾です。また株を真っ二つに切るとこんな感じです。
祝蕾の収穫方法は2種類あります。十分なサイズのわき芽を順次折り取るように収穫する方法。もう一つは収穫適期になった株を株ごと引き抜いて一気にばらして収穫する方法です。
今回は収穫適期になったものを株ごと引き抜いて分解してみました。下の写真は株ごと引き抜いた祝蕾です。また株を真っ二つに切るとこんな感じです。
周りの葉っぱをすべて取り除いていくと下の写真のようになります。今回は撮影用に綺麗に葉っぱだけを取りましたが、実際に収穫する時はやりやすいように分解していきましょう。
葉っぱを捨ててしまう人もいらっしゃいますが、葉っぱは高菜として食べることができます。普通の高菜の同じく少しピリッとした辛味があり、外側の大きな葉はやや固めですが、内側の葉は柔らかく、生のまま食べることもできます。また炒め物やお漬物にも相性抜群です。
葉っぱを捨ててしまう人もいらっしゃいますが、葉っぱは高菜として食べることができます。普通の高菜の同じく少しピリッとした辛味があり、外側の大きな葉はやや固めですが、内側の葉は柔らかく、生のまま食べることもできます。また炒め物やお漬物にも相性抜群です。
葉っぱを取り除いたものを更に分解していくと、祝蕾のメインとなる「わき芽」と「茎」に分かれます。
今回の株からは大きいものから小さいものまで含めると36個のわき芽を収穫することができました。
今回の株からは大きいものから小さいものまで含めると36個のわき芽を収穫することができました。
茎の部分も食べることができます。外側の皮は硬いのでそぎ落とし、内側の柔らかい部分を食べます。
内側の白い部分はブロッコリーの茎のようにコリコリとしており、わき芽と同様に炒め物や天ぷら、お漬物などに活用していただけます。
内側の白い部分はブロッコリーの茎のようにコリコリとしており、わき芽と同様に炒め物や天ぷら、お漬物などに活用していただけます。